タブレット端末を用いた屋外用簡易顕微鏡システムの構築

学校現場でのデジタル機器の利活用が広がる中,野外観察の現場でも実験ツールとして有効活用することができないか検討を行うため,今回,タブレットPCでは大きなシェアを誇るApple社製iPad を使い,簡易偏光顕微鏡の作成と観察記録の収集を試験した.

用意したもの

 
  • iPad Gen4
  • Leye
  • レンズ位置合わせ用パーツ
  • 偏光フィルム
  • 岩石薄片

観察手順

1.iPadにレンズ位置合わせ用パーツを装着.これが無いといけないわけではなく,野外で使うことを考慮すると多少動いてもずれない工夫が必要と装着している.

2.偏光フィルムをセット

3.Leyeを装着

4.Leyeにガラスプレートを設置.観察対象の薄片を準備(今回はかんらん岩)

5.フロントカメラを起動しピントを合わせる.光源による多少の色彩のばらつきはある.今回はiPhoneのライトを使用.

6.偏光フィルムを1枚目とは90度直角の向きで岩石薄片の上に設置し,光源を当てると以下のような偏光顕微鏡で観察した場合に近い観察が可能.

7.観察記録はカメラで撮影するだけでiPadの内臓ストレージに蓄積されるので,観察データとしてデジタル収集が可能.以下,iPad内に蓄積された撮影データ